【要チェック】若くして亡くなった天才SF作家の遺作を芥川賞作家を書き継いだ奇跡の作品
これ、もしかしてラノベ?
「夭逝した鬼才の遺志を、芥川賞作家が継いで完成させた」というメタデータはあえて無視して読んでいい。なにこれ普通に愉しめる。そうやって一通り作品そのものを愉しんでから、「元ネタ」や「アラ」を探す「つっこみ読み」をして二度美味しい。
コラボフィクションとしては、最高の一作ではないか。
本作「屍者の帝国」は、「ハーモニー」を遺して亡くなった伊藤計劃と「道化師の蝶」で芥川賞を射止めた円城塔の合作。
「19世紀末の世界が、蒸気機関の代わりに死体に「ネクロウェア」をインストールした生体、いや屍体ロボットである「屍体」によってなされたら一体どうなるか?」あとはこれにそって話を展開すれば本書が仕上がる。
問題は、「両」著者がそれをどう仕上げるかなのだが、いやあ、なんというか - x - = + というか、魔法少女ものに例えたら「まどか」と「大魔法峠」をかけあわせたら、出来上がったのが「プリキュア」だったというか、そういう面白さが絶妙である。(抜粋)
管理人は本屋に走った (`・ω・´)
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